「関節鳴らし」は危険?安全?

骨川ポキ夫の5万回鳴らした指

骨川ポキ夫

みなさんは、自分で行う「関節鳴らし」「骨ポキ」危険だと思っていないでしょうか?
ポキラーである「私」こと【骨川ポキ夫】の意見を結論から言ってしまうと「関節鳴らし」は安全です。

骨川ポキ夫

では、その理由をご説明しましょう。
※こちらでは「カイロプラクティック」ではなく、「セルフ関節鳴らし」に焦点をあてています。

30年間、毎日、鳴らしてきたが異常なし

ポイント
「私」こと骨川ポキ夫は、38歳です。
小学1年生から、「関節鳴らし」に目覚めて以来、体中をバキボキと鳴らしてきました。

指の関節にしても、少なく見積もっても累計で5万回鳴らした計算になります。
(5回/日 × 365日 × 30年 =54.750回)

首の関節でも、少なく見積もって累計で4万回鳴らした計算になります。
(5回/日 × 365日 × 22年 =40.150回)

骨川ポキ夫

自身の体にて、身をもって体験していますがまったく異常はありません。
また、私は自分の首・腰のレントゲンを見たことがありますが、ちっとも骨の変形はしていませんでした。

しかし、「勢い」をつけすぎないことが条件

自分の体の「関節鳴らし」は、安全です。
ただし、「勢い」をつけすぎないことが絶対条件です。

勢いをつけすぎてしまうと、関節を痛める可能性があります。

この辺は「お酒」と似ています。

お酒

酒は百薬の長」と言いますよね。
意味は、少量のお酒だったならば、「血流改善・ストレス解消」効果があるので、体に良いのです。
がしかし、お酒を飲みすぎると、体に悪いですよね。

「関節鳴らし」も同じで、「勢い」さえ守れば、「血流改善・ストレス解消・ストレッチ」などの効果が得られるのです。

「関節鳴らし」によって、骨が変形する?

首をバキボキ鳴らすと、「危険だ」という意見があります。
その理由は、「骨が変形するから」というものです。

私は、「鍼灸師しんきゅうし」という国家資格を持ち、病院のリハビリ科で働いています。
先程も言いましたが、実際に自分の首・腰のレントゲンを見たことがありますが、まったく変形していませんでした。

反対に、年配者の【首・腰のレントゲン】を見る機会がありますが、全員変形しています。
つまり、「関節鳴らし」が変形に影響するのではなく、全員が老化によって変形するのです。

「関節鳴らし」によって、関節が太くなる?

はい、太くなります。
実際に私の指の関節は太くなっております。

骨川ポキ夫の5万回鳴らした指

しかし、これは「関節鳴らし」の影響ではなく、「摩擦しやすい場所・圧力を受けやすい場所」だから太くなったのではないでしょうか?

そのように、考えているのには理由があります↓

なぜ指の第2関節だけ、顕著に太くなるのか?

私は足の指も、お構いなしに、毎日バキボキと鳴らしてきました。
しかし、足の指は、さほど太くなっていないのです。

ということは、「関節鳴らし」によって関節が太くなっているわけではなく、「関節の摩擦と圧力」によって、関節が太くなっているのではという仮説をたてています。

例えば、毎日鉄棒を「何年間も」したらどうなるでしょう?

鉄棒

ポイント
鉄棒を毎日すると、手の皮が分厚くなり「まめ」ができますよね?
それは、皮膚と鉄棒が直接触れる(摩擦・圧力)からですよね。

手の第2関節も、指を鳴らす際に、グリグリという摩擦・圧力が、直接に「皮膚・靭帯・関節包」に作用しますよね。
だから、関節が太くなったのではないかということです。
指を鳴らす際に摩擦が起きている

骨川ポキ夫

続いて、別の視点からも「関節鳴らし」の安全性について述べていきます。

骨の変形と「痛み」「しびれ」は、関係ない場合が多い

「関節鳴らし」が、危険と考える理由の一つに、「変形を起こして、痛み・しびれが発症する」というものです。

これは鍼灸師という立場から言わせてもらいます。
首の神経が圧迫されれば、当然、首~手にかけて「痛み・しびれ」が起こります。

がしかし、その原因は骨の変形による圧迫ではなく、首の筋肉が固くなりすぎたために、神経を圧迫している場合が多いのです。

しかし、西洋医学では「筋肉が固くなって痛み・しびれ」を引き起こすという考え方がありません。
(最近はそのように考える、医師も増えてきましたが)

なので、レントゲンをかけて骨の変形があるから「それが原因です」といいます。
(レントゲンでは、筋肉が映らずに、骨が映る)

がしかし、骨の変形変形性頚椎症へんけいせいけいついしょう変形性腰椎症へんけいせいようついしょう)がある人で、「痛み・しびれ」がある人に、鍼・マッサージを行い、表面の筋肉を柔らかくしてあげると「痛み・しびれ」が改善される人がほとんどです。

私が言いたいことをまとめると

ポイント
・「関節鳴らし」に関係なく、老化によって全員、骨が変形する。
・「関節鳴らし」によって、骨が変形するのではなく、関節鳴らしの際の、「摩擦・圧力」が主な原因
・首の「関節鳴らし」は、「摩擦・圧力」は起こらない。よって変形の影響は少ない
・骨の変形によって、神経を圧迫されることよりも、筋肉が固くなって「神経・血流」に悪影響を及ぼすことのほうが多い

まとめ:首の「関節鳴らし」は安全

注意
上記のことから、「関節鳴らし」自体が、体にとって危険性は、低いと結論づけました。
ただし、これはあくまで「私」一個人の意見であります。

また、裏付ける科学的な根拠を持っているわけではありません。
なので参考程度に、聞いていただきましたら幸いです。

※セルフ関節鳴らしについては、あくまでも自己責任でお願いいたします。

2 COMMENTS

anna

youtuneからきましたが、すごいですねこのHP!特命リサーチ200xみたいで、素敵です。ポキにかける情熱、こだわり、追求が私の求めているものと合致します笑 

私は自分で鳴らすのももちろんですが、他の人のを鳴らすのが好きです。でも多くの人は怖がって鳴らせてくれません。残念です。

また新しい投稿楽しみにしています。

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